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定点型 A-tag

• 水中に固定してイルカやテッポウエビの発音を記録する装置です。単一電池２本で約１ヶ月駆動可能。無人でイルカを観測し、最小出現個体数を把握できます。洋上風力発電所建設における鯨類の環境アセスメントに広く用いられています。
  
  
• A-tagは２つの水中マイクロホンをもっているため、音の方位がわかり、個体の動きや数を知ることができるのが特徴です。
  
  
• ブイとアンカーの間のロープに垂直に固定するＩタイプと、海底の岩盤や岸壁などに固定するＴタイプがあります。
  
  

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曳航型 A-tag

• ロープにくくりつけ船から曳航して、イルカの個体を数える装置です。これまで目視に頼っていたイルカの野外観測が、音だけでできるようになりました。水中にいてもイルカは頻繁に声を出しているため、見えなくても検出することができます。この手法はとくに、濁った沿岸域に生息し単独行動をすることが多いスナメリやネズミイルカに適しています。
  
  
• 小型のボートからでも十分に曳航可能です。電池寿命は約３０時間で、丸一日の曳航観測に十分な能力をもっています。
  
  
• 実際の曳航方法はこちらをご覧ください。

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生物装着型 A-tag

• 吸盤でとりつけて、イルカの音響探索行動を調べる装置です。イルカは魚群探知機のように超音波を用いて見えない水中を探索できます。このときに発せられる音波の大きさと方向を記録します。
  
  
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